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2017.09.06

これぞフィルム・ノワール!・・・『呪いの血』



DVDで1946年のアメリカ映画『呪いの血』を鑑賞しました。

監督は『西部戦線異状なし』のルイス・マイルストン。主演ははヴァン・ヘフリン、バーバラ・スタンウイック、リザベス・スコットと来ればおわかりのように、フィルム・ノワールです。また、名優カーク・ダグラスのデビュー作でもあります。

友達のサムと逃げようとして、大嫌いな伯母(ジュディス・アンダーソン)を殺してしまったマーサは、家庭教師のオニールに引き止められ、殺人を見ていたオニールの息子ウォルターと共に強盗が伯母を殺して逃げたと嘘をつきます。

それから二十年近く経ち、各地を彷徨っていたサム(ヴァン・ヘフリン)が町に帰ってきたことで、伯母の遺産を相続したマーサ(バーバラ・スタンウイック)と、今ではマーサの夫となっている地方検事のウォルター(カーク・ダグラス)とは疑心暗鬼に陥ります。

マーサ夫婦とサムの関係に、サムが拾った刑務所帰りの女トニ(リザベス・スコット)が絡みます。

バーバラ・スタンウイックの最低な悪女ぶりは傑作『深夜の告白』の悪女役に勝るとも劣らない出来です。自分のことしか考えない彼女に翻弄されて付いていけなくなっているアル中のウォルター役をカーク・ダグラスが上手く演じています。

ヴァン・ヘフリンとリザベス・スコットの会話は正しいフィルム・ノワールとでも言えるような台詞の連続で痺れました。

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