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2016.08.05

怪物は暑いのに包帯だらけ!熱帯の島の恐怖譚!・・・『残酷の人獣』(フィリピン映画、1966年日本公開)

 ニューラインのDVD『残酷の人獣』(TERROR IS A MAN)を鑑賞しました。1966年の日本公開作です。これを初公開時に観た方はどう思われたのでしょう。

JP

 熱帯の島らしい雰囲気はよく出ています。孤島「ブラッド・アイランド」に流れ着いた難破船の船員が経験する恐怖!マッドサイエンティストが生んだ怪物!と言った趣向の映画です。つまりはウェルズの『モロー博士の島』と同じアイデアですね(だから「獣人」ではなくて「人獣」なのですね、きっと)。

SF小説の古典「モロー博士の島」をベースに、フィリピン映画界の巨匠エディ・ロメロがハリウッド俳優を招いて製作したモンスター映画。往年のユニバーサル・ホラーを彷彿とさせる秀作ながら、凝ったショック演出や奇怪な豹人間のメイクなどが話題を呼び、全米のドライブインシアターで大ヒットを記録。のちにホラー・ファンの喝采を浴びる“ブラッド・アイランド”シリーズの原点となった。(解説より)

 昔TVで何度も再放送した『ドラキュラの呪い』のドラキュラ役者フランシス・レデラーが、この映画の”マッドサイエンティスト”ジラード医師を演じます。その妻フランシスにはシドニー・ピンクの『S.F.第7惑星の謎』にも出演していたグレタ・ティッセン、難破した船員フィッツジェラルドはジョージ・パルの『地球最後の日』の主役を務めたリチャード・デアと、その手の映画で名の通った俳優さん達が揃って出演しているのが嬉しいところです。

 主役はアメリカ人なのですが実はフィリピン映画です。監督のエディ・ロメロはフィリピンでは有名監督とのことで、ちゃんとした映画も撮っているようです。でも、日本で有名なのはこの作品と後ほど作った『半獣要塞ドクター・ゴードン(ドクター・ゴードンの島)』が有名です。どちらも同じモチーフです。よほど好きなんでしょうね。

USA

 ラストに人獣が暴れますが全身包帯なのでまるでミイラ男です。暑かったでしょうね。それで暴れたのかな。

 ショック描写の前にはベルが鳴ることになっています。でも、きっと鳴ったのでしょうが、私には記憶がありません。居眠りしていたようです。最初から最後まで謎もショックもなく、映画に緊張感がありません。まるで熱帯の暑さにやられたようにとてもとても眠たくなりました。

注:"JP"と記載された写真はAmazon..co.jp(日本)に、"UK"と記載された写真はAmazon..co.uk(英国)に、"USA"と記載された写真はAmazon.com(米国)にリンクしていますので、ご注意ください。

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