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2015年12月の記事

2015.12.31

一番怖いのは寒さ!?過酷な南極の自然を描くサスペンス!・・・『ホワイトアウト』(アメリカ映画、2009年)

 『知られざる大陸』に続き、南極つながり(笑)で『ホワイトアウト』をDVDで鑑賞しました。織田裕二のアクション映画ではなくケイト・ベッキンセールが主演する2009年公開のアメリカ映画です。

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 南極大陸初の連続殺人事件を描くサスペンス・ミステリーで、グラフィックノベルが原作とのことですが、犯人は途中ですぐわかってしまうし、緊迫感も謎解きも中途半端で、登場人物の魅力にも欠けています。

 主役の警官を演じるケイト・ベッキンセールの活躍も今一つで、カタルシスもありません。唯一の救いは南極の冬の自然の過酷さがよく描けている点です。観ていて凍えそうになりました。凍傷は怖いです(^^;)

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南極の地底に広がる太古の世界!着ぐるみ恐竜も登場!…『知られざる大陸』(アメリカ映画、国内劇場未公開)

 DVDで1957年のアメリカ映画『知られざる大陸』を鑑賞しました。南極探検隊の隊員が乗るヘリが濃霧の中で翼竜(!)に衝突されて不時着します。彼らがそこで見たものはなんと太古の生物達が争い合う失われた世界だったのです…、と言うことで、要はロストワールドものです。登場する恐竜に着ぐるみが使われていたりします。

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☆解説 ■ヴァージル・W・ヴォーゲル監督は「モグラ人間の叛乱」(1956)などのベテラン。晩年はTV「私立探偵スペンサー」や「テキサス・レンジャー」で人気を博す。 ■主演は1960年代に「ターザン大いに怒る」等のターザン物で人気を博したジャック・マホニー。「ノーマ・レイ」「トランザム7000」の女優サリー・フィールドの父親でもある。 ■近代社会の人々が恐竜の世界を発見するジュラシック・ワールド感満載の物語。 ■1950年代の南極探検隊の報告を元に創作されたと言われている。

☆ストーリー
南極探検隊の隊員がヘリコプターで調査に出るが、地下1000メートルの地に不時着してしまう。
彼らがそこで見たものは、濃い霧に囲まれた熱帯原始生物の世界だった。
さらに、絶滅したはずの恐竜ティラノサウルスやプテラノドンと遭遇するが・・・(DVDジャケットより)

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 南極の地下に太古の世界が広がると言えば、思い起こすのはアメリカ海軍が戦後直ぐに行ったバード少将のハイジャンプ作戦をはじめとする南極探検です。一説に依れば少将は南極大陸に地底世界へ通じる大きな穴を発見したとのこと。地底世界を扱ったジュール・ヴェルヌの『地底探検』やエドガー・ライス・バローズのペルシダー・シリーズ等からだけではなく、この映画もバード少将の探検隊の影響を受けているのではないでしょうか。

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 さて、登場する太古の生物達ですが、ティラノサウルスらしき恐竜は一頭しか登場しません。他に首長竜、大トカゲ、翼竜、人食い植物が登場して楽しませてくれます。大トカゲは実物で迫力ある闘いを見られますし、人食い植物はどこかで見たような姿で不気味です。

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 直立するティラノサウルス風恐竜は着ぐるみ特撮で『キングコングの逆襲』のゴロザウルスを彷彿とさせます。着ぐるみ自体にギミックが仕込んであるようで、口もちゃんと開いて表情も豊かです。なかなか良い感じに仕上がっています。

 首長竜はメカでどうやら造ってあるのは水面上に出ている部分だけのようですが、ヒレをクルクルと回して泳ぎ、首を動かして人を襲うところは迫力があります。クライマックスも恐竜ではなく、首長竜が盛り上げてくれます。これは拾い物の一本でした。まあ、ドラマに関してはそれなりに頑張ってる、としか言いようがないものでしたが。

 

 原題は〝THE LAND UNKNOWN〟です。DVDのジャケットにはなぜか「ジュラシック・アイランド!」の文字が躍りますが、これは少し前に違うメーカーから発売された似たような原題の映画『ジュラシック・アイランド("UNKNOWN ISLAND")』を意識してのことでしょうか?

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2015.12.18

モリアーチーのブログにようこそ!

 ようこそ、こちらはモリアーチーが体験したイベントや日常生活で興味を持ったことを綴るブログです。

 なお、特撮映画やSF・怪奇小説に関する紹介と感想のブログ『モリアーチーの不思議大好き 』と陸海空の楽しい乗り物やミリタリー系イベント探訪のブログ『モリアーチーのワクワク乗り物図鑑』もこちらのブログに統合いたしましたので、よろしくお願いいたします。


注:"JP"と記載された写真はAmazon..co.jp(日本)に、"UK"と記載された写真はAmazon..co.uk(英国)に、"USA"と記載された写真はAmazon.com(米国)にリンクしていますので、ご注意ください。

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2015.12.10

意外!唐突!・・・『火葬国風景』(海野十三・作、青空文庫)

 青空文庫で海野十三の『火葬国風景』を読みました。題名に惹かれたのですが、ワンアイデアだけで読ませる短編でした。

 終わり方の唐突さには吃驚です。新聞の連載でこれが許される時代だったのでしょうか?!

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2015.12.05

渡辺裕之さん初監督作品!故郷水戸を舞台にしたヒューマン・ドラマ!・・・『桜田門内の変!?』(日本映画、2012年)

 西横浜のシネマノヴェチェントで俳優・渡辺裕之さんの初監督作『桜田門内の変!?』を鑑賞しました。

 この映画が誕生した経緯はとても面白いものがあります。まず茨城県のご当地映画として2010年に公開された佐藤純彌監督の映画『桜田門外ノ変』があります。吉村昭・原作の歴史小説で主演は大沢たかおさん。井伊直弼を襲撃の見届け役である水戸藩士役で渡辺裕之さんも出演しています。

 『桜田門外ノ変』は茨城県内の官民が全面協力しており、約2億5000万円をかけて水戸市の千波湖畔に巨大な桜田門のオープンセットが組まれました。ここでクライマックスの襲撃シーンが撮影されたそうですが、その後このオープンロケセットは記念館を作って一般公開されました(2013年3月31日に閉館)。

 『桜田門内の変!?』は、まだ水戸に桜田門のオープンロケセットが残っている時期にプロデューサーの渡辺さんが故郷水戸に映画監督の市川徹さんと訪れてこのロケセットを使って映画を作ろうという話になり、予算は250万円、渡辺さんも一割出資されたとのことです。ストーリーは『桜田門外ノ変』の制作過程をモチーフにしていますが、当然フィクションです。

「『桜田門外ノ変』の映画を市民で作りませんか?」茨城県庁に突如として現れた、映画プロデューサーを名乗る男。半信半疑で話を聞く、観光物産課の女性係長。彼女は次第にプロデューサーの熱意に触発され、映画制作に向けて邁進していく。しかし、男はある思いを胸に秘めていた…(映画公式サイトより)

 企画・製作の市川徹監督はこれより以前に『万年筆』という富山県のご当地映画を渡辺さんと竹内晶子さん主演で撮っており、その映画でのお二人の役名が薫と三郎でした。『桜田門内の変!?』でもお二人が再共演することになり、また役名が薫と三郎です。この後、二本お二人の共演作(『HAPPY!メディアな人々。』と『TAKAOcan Dream〜がんばれ!サンダーバーズ!!〜』)が作られており、薫と三郎シリーズと呼ばれています。

 映画の上映後には渡辺さんと竹内さんによるトークショーがありました。渡辺さんの参加が決まったのは当日の未明だったので、観客はごく少なかったのですが、少人数でも熱く語ってくれたゲストのお二人には感謝です。

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