三年ぶりの開催!航空祭シーズンの幕開けはやはり静浜から!…自衛隊イベント「航空自衛隊静浜基地航空祭」
航空自衛隊静浜基地の航空祭です。お日様に傘が!
会場はマッタリしています。
岐阜基地のF—2が機動飛行しましたが、高い。高すぎて撮れません。残念です。
静浜基地所属のT-7練習機の編隊飛行が始まって、そろそろお終いモード。
航空自衛隊静浜基地の航空祭です。お日様に傘が!
会場はマッタリしています。
岐阜基地のF—2が機動飛行しましたが、高い。高すぎて撮れません。残念です。
静浜基地所属のT-7練習機の編隊飛行が始まって、そろそろお終いモード。
(作成中)
『ダーク・シャドウ』を観て来ました。懐かしい『吸血鬼 血の唇』のリメイクです。バーナバス・コリンズはゴシック衣装だし、女性博士はあれしてくれるし、映画館にはちゃんと『ドラキュラ72』のポスター貼ってあって、リー様も出るし、監督の奥さん段々化け物に近づいてるし…。でもキャロリン役のクロエ・グレース・モレッツが最高!『キック・アス』や『モールス』の頃から比べるとスゴイ成長ぶり!脚長い!彼女の以前の出演作を観ていると二倍楽しめます。
最近なぜかバンパイア映画が活況を呈しています。先週末からは去年の秋の東京国際映画祭に出品された加藤夏希と倉田保昭が出演する和製吸血鬼映画『レッド・ティアーズ』が、そして、今週末からはティム・バートン監督とジョニー・デップ主演のコンビ映画第8作『ダーク・シャドウ』(米国のTVシリーズがオリジナルで、日本では『血の唇』というタイトルで映画として公開されました)が日本全国で公開されています。
多様化が進んでいろんなタイプのバンパイアが登場するようになった吸血鬼映画の世界も良いのですが、やはり大いなるマンネリとも言える路線も捨てがたい魅力です。そして、戦前のドイツで原作者の許可なく作られ、ユニバーサルがベラ・ルゴシで大当たりさせ、戦後英国ハマーフィルムがカラー化して何度も何度も復活したいる「ドラキュラ伯爵」のお話が、バンパイア映画の系統樹では最も太い幹であることは確かです。
ドラキュラ映画の醍醐味は、自分の大切な人(娘、あるいは恋人)を狙う神出鬼没の吸血鬼(娘の彼氏、あるいは恋敵)に対し、非力な人間側が団結して知恵と勇気で死力を尽くして戦うダイナミズムなのだろうと思います。だからこそドラキュラ伯爵の映画は、男の持つ狡猾さ、いやらしさ、独占欲、暴力のメタファーとしての吸血鬼ドラキュラを極端な表現で描く作品群でもあると解釈しています(そんな難しく考えなくてもいいじゃん、とも思うけど)。
それに対し、バンパイア映画の世界にはもう一本、細いながらも強い流れがあります。それこそがジョゼフ・シュリダン・レ・ファニュが書いた『吸血鬼カーミラ』"Carmilla"を原作とする、一連の「カルンシュタイン伯爵」もの、つまり「カーミラ」のお話です。
レ・ファニュの『吸血鬼カーミラ』はブラム・ストーカーが1897年に『吸血鬼ドラキュラ』"Dracula"を書くより25年も前に書かれています。長編ではなく中編で、かなり朦朧とした記述がされているゴシック・ロマンです。日本では子供向けのリライト版も含めて数種類出ています。その中でもやはり決定版と言えるのは今でも創元推理文庫から出ているその名も『吸血鬼カーミラ』という小説集の中に同題で収録されている一編で、『吸血鬼ドラキュラ』と同じ平井呈一氏の訳で読めます。
私はもう40年近く前、平井訳の創元文庫初版が出てすぐに買って読みました。但し、まだ、中学生だった自分がどれだけこの小説の意味するところを理解できたかは覚えていません。カーミラは女吸血鬼ですが、餌食にするのは通常若い女性です。そのため小説もレスビアン的な要素(少し前にその名も「カーミラ」というレズビアン雑誌が日本でも出ていたことがあります・・・)が強いものなのですが、もちろん直接描写はありません。
「カーミラ」映画作品群の内、一番有名なのはフランスの耽美派ロジェ・ヴァデイムが監督し、メル・ファーラー、エルザ・マルティネッリという大スターが出演する1961年の『血とバラ』です。吸血鬼役は当時監督の奥さんだったアネット・ヴァディム(アネット・ストロイベルグ)でした。この映画は日本でも公開されて話題になったようですが、DVDも出ていませんし、今では忘れ去られた作品と言えます。私は子供の頃にテレビで一度だけ観たことがありますが、時代背景を第一次大戦後のイタリアに移しており、原作よりも朦朧とした表現であまり面白くないと思ったことを覚えています。
その後、イタリアとフランスが合作した『女ヴァンパイア カーミラ』という映画が作られました。これはおそらくは『血とバラ』が当ったことによる二番煎じを狙った低予算のモノクロ作品で、日本では劇場公開されませんでしたが、今ではDVDも発売されています。若き日のクリストファー・リーが出演しているのがDVD発売の大きな理由でしょうが、観てみると原作のストーリーには忠実ながらも魔女の呪い的なオカルティックな要素も加えて面白みを増そうとしていますし、サスペンスやエロティシズムもあって、良心的な作りの映画です。
そして、1970年代になるとハマー・フィルムが「カルンシュタイン」ものを三作立て続けに作ります。その第一作が今回取り上げる『バンパイア・ラヴァーズ』です。この映画は日本では劇場未公開でした。私はテレビでも観たことがありませんでしたので、今発売されているDVDで初めて観ました。
レ・ファニュの原作を時系列順に再構成して、ハマーらしいスリリングな展開とバイオレンスはそのままに、イングリッド・ピットをはじめとする出演女優陣の体当たりの演技による直接的なレスビアンのエロテッィク描写を加えた作品に仕上がっています。当時は保守的な批評家からはかなり酷評も浴びたらしいのですが、今となってはむしろ上品な映像表現と思える出来で、私は女吸血鬼ものとしては今のところ最上の作品の一つだと思います。
霧の古城をさまよう美しい女吸血鬼!名門ハマー・プロが贈る官能怪奇映画の最高峰。 舞踏会の晩、突然社交場に現れたミステリアスな美女マルシーラ。その正体は吸血鬼として恐れられたカルンシュタイン一族の末裔ミルカーラだった。将軍家に迎えられた彼女は、清純な娘ローラを毒牙にかけ、飢えた肉欲を満たすべく貴族の娘エマに迫る。 レ・ファニュの名編「吸血鬼カーミラ」を、ホラー映画の名門ハマー・プロが濃厚なヌード・シーンとレズビアン描写を織り込んで映像化。乙女の生き血を求め、夜の闇に紛れて暗躍する女バンパイアは、ハマー後期を代表する人気キャラクターとなった。野生的な美貌に妖艶なエロスを漂わすポーランド女優イングリッド・ピットをはじめ華やかに咲き誇る美女たちの競演、ほの暗いロマンが香るゴシック・ムードに溢れた重厚な画面作りも必見である。(20世紀フォックスホームエンターテイメントジャパン発売DVDのカバーより)
出演陣は女吸血鬼(カーミラ/カルミーラ/"Carmilla"=ミルカーラ/ミアカーラ/ミカーラ/"Mircalla"=マルシーラ/"Marcilla")にイングリッド・ピット。彼女はポーランド出身のエキゾチックな顔立ちのグラマー女優で、この映画に出演した当時は1944年生まれで26歳との触れ込みだったですが、実際は1937年生まれでこの時既に33歳だったようです。
そのため、原作の少女の姿をしたモンスターであるカーミラとはイメージがまったく違います。むしろ熟女吸血鬼という感じです。しかし、その大人の女の魅力が犠牲になるハイティーンの少女達をグッと惹きつける理由として成立しており、『血とバラ』での可愛い小娘という感じのカーミラとは違うタイプの、肉体的存在感で他者を圧倒する魅力的かつ魔力を持ったハマー風女バンパイアとして描き出されています。
イングリッド・ピットは日本では主演した映画が公開されなかったので、一般的には無名女優に近いですが、唯一ハマー映画ファンの間だけでは超有名人と言えます。この『バンパイア・ラヴァーズ』でのピットはヌードもバストは言うに及ばずシースルーでアンダーヘアーも見せており、低落傾向にあったハマーの起死回生の一本となるべくして作られた映画なりの力の入れ様を感じます。イングリッド・ピットは残念なことに一昨年に亡くなりました。
イングリッド・ピットだけではなく、この映画に出てくる女優陣は皆さん美人(あくまで主観)です。お姉さんを餌食にされて復讐の鬼と化したハートグ男爵(ダグラス・ウィルマー)に首を切られて退治されてしまう、プロローグの最初の女吸血鬼(カーステン・リンドホルム)なんか、主役が張れそうです。次作『恐怖の吸血美女』にも出演していますが、そちらも最初に殺されてしまう役!カーステンさんはデンマーク出身ですが、今はニュージーランドに住んでヨガのインストラクターをやってるんだそうです。
カーミラを娘と称して連れてくる伯爵夫人は原作にも登場する人物です。この映画では『黒いチューリップ』でアラン・ドロンと共演したドーン・アダムスが特別出演して演じています。この女優さん、フリッツ・ラングの『怪人マブゼ博士』やハマーの『ジキル博士の二つの顔』のようなジャンル系にも出ているので、嬉しい配役なんですね。でも、イングリッド・ピットの母親にしてはちょっと若いですね。
カーミラが狙う二人目の少女エマの役で、後年『007 死ぬのは奴らだ』でボンドガールになるマデリン・スミスが出演しています。ちゃんとバストの露出もあるし、カーミラとの女同士の濡れ場(今観ればおとなしいものですが)もあります。やはりこの手のジャンル映画をステップにして成功した女優さんの一例なのでしょうね。
お屋敷に居る執事のレントン(ハーヴェイ・ホール、良い味出してます!この人はカルンシュタイン三部作にすべて出ている唯一の男優さんです)からニンニクの花を置くように言われたのに、ミルカーラや家庭教師の婦人(既にカーミラの魔力にはまっている)からはすぐにどけろ!と言われて、一体全体どっちにすればいいのよ!って言いたげなメイドさんも可愛かったです。しかし、ニンニクがきれいな白い花を咲かせるとは知りませんでした。ニンニクの鉢植えって、ヨーロッパでは普通にあるんでしょうか?私が無知なだけなんだろうか。
女優さん達が魅力的なのは確かなのですが、何と言ってもこの映画で一番注目したいのは姪ローラ(ピッパ・スティール)をカーミラに取り殺されたスピルスドルフ将軍役のピーター・カッシングです。オーストリア帝国の軍人役ですので、この映画で最初に登場するシーンは赤い礼装の軍服姿、素敵です。姪の誕生日に開催した舞踏会でのいでたちなのですが、普段はダークな衣裳が多いカッシングさんにしては珍しい姿です。そして、姪を吸血鬼に殺された将軍は復讐の鬼になって黒い喪服姿で再度画面に登場します。これまたビシッと決まってカッコよく、バンパイア・ハンターとしては『吸血鬼ドラキュラ』のヘルシング教授以上に魅力的でした。
この映画での吸血鬼は、日光は避けたがりますが、燃え上がったりはしません。これは原作に沿っているんですね。古典的な吸血鬼の条件としては、昼間は棺の中で眠るのかと思いましたが、ちゃんとカーミラは夜に眠って(夜遊びしているようではありますが)いますし、これもレ・ファニュ版通りでしょう。ドラキュラ映画では吸血鬼の弱点とか条件をいっぱい作りましたが、後に続く映画はその数ある内の面白いものを取捨選択して使えるのが良いのか悪いのか。まあ、統一ルールなんてありませんから、いいことにしましょう。
参考書によればこの映画の資金はアメリカの配給会社であるAIPから出ていたようです。そのため、この映画はAIPとハマーとの合作と言えます。ハマーの家族的な古き良き時代の映画製作方法では、時代に着いて行けなくなっていたのですね。製作はハリー・ファインとマイケル・スタイルという名前に馴染みのない外部のプロデューサーが担当し、監督はマリリン・モンローのデビュー作『ノックは無用』を若干22歳で監督し、この時期にはハマーやアミカスでホラーやSF映画を多く手掛けた多作のロイ・ウォード・ベイカーです(この方も一昨年亡くなりました)。
なお、この映画の初公開時のレートはアメリカで"R"、イギリスで"X"であり、成人映画扱いです。今はイギリスのDVDが"15"ですので、当時は相当厳しい規制だったことが伺われますね。
(以下、映画の核心に触れていますので、これからこの映画をご覧になる予定のある方は、ご注意願います。)
![]() | 地球の静止する日 (1951) 【監督】ロバート・ワイズ 【出演】マイケル・レニー / パトリシア・ニール / ビリー・グレイ / サム・ジャッフェ / ヒュー・マーロウ |
いったい何人の少年達がこの映画を観た後で「クラトゥ・バラダ・ニクトゥ」と呪文を唱えながら映画館を出てきたのでしょうか。『地球の静止する日』はクラシックなアメリカのSF映画です。2008年に公開されたキアヌ・リーブス主演の『地球が静止する日』は、この映画のリメイクなのです。
この映画には一応原作があってハリイ・ベイツという人が書いた『主人への告別』という小説です。これは翻訳されて創元SF文庫からも出ていましたが、私は読んだことがありません。映画とはまったくストーリーが違っているそうです。ハリイ・ベイツはアンソニー・ギルモア名義で「ホーク・カース」シリーズ等のスペースオペラを書いていました。大昔に早川書房から野田大将軍の翻訳で出ていたものを読んだ記憶があります。
ある日アメリカの首都ワシントンに銀色の円盤が着陸し、中から奇妙な服を着た男が出現する。彼は英語でクラトゥと名乗り、自分は宇宙人であると語る。軍隊が彼に向かって発砲すると、円盤からは銀色に輝くロボットのゴートが現われ、光線で周囲の武器を破壊する。彼は政府の役人に地球の指導者たちを集めるよう言うが断られる。彼は核兵器を使う段階に入った地球人を説得するための宇宙の連邦の特使だったのだ。囚われの身となったクラトゥは逃亡し町中に紛れ込んだ。彼は科学者バーンハート教授に全世界の科学者会議を開催するように依頼し、事の重要さを証明するために世界中の電力をストップする。クラトゥは危険分子とされ、軍隊に射殺命令が出された・・・。
この映画は『未知との遭遇』と同じく友好的な宇宙人とのファースト・コンタクトを描いた映画です。そして、おそらく映画史上初の宇宙人が主役となった映画です。私はこのSF映画はなかなか味のある名作だと思います。
主人公の宇宙人クラトゥ役を演じるマイケル・レニーはこの映画だけで未だに名前が残っていると言っても過言ではない英国の俳優ですが、長身のハンサムガイで、なんであんなに手足が長いのか!まったく自分と比べて同じ人間なのだろうかと我と我が身を嘆いて情けなくなってきます。そんなわけで、私はクラトゥ、いやマイケル・レニーを妬んでいます(笑)が嫌いではありません。
マイケル・レニー以外の出演者ではクラトゥが地球で仲良くなる戦争未亡人のヘレンにパトリシア・ニール、その彼氏役をヒュー・マーロウが演じています。マーロウは5年後に『世紀の謎 空飛ぶ円盤 地球を襲撃す』で円盤を落としまくる科学者役を演じますが、両方を観た人はきっと、この『地球の静止する日』で宇宙人のせいでに横取りされてしまった恨みを『世紀の謎 空飛ぶ円盤 地球を襲撃す』で晴らしているんだろうな、と思ったのではないでしょうか(笑)。
『地球の静止する日』がSF映画史に名を留めているのは、クラトゥが連れてきた警察ロボット「ゴート」の貢献が大きいと思います。クラトゥ談では惑星をまるごと破壊できるほどのものすごいパワーを持っていますから(ホントか?兵器を光線で破壊するのに結構時間がかかるから地球まるごとは無理じゃない?)、SWのデス・スター並みの恐ろしいマシンなのです。
『禁断の惑星』のロボット「ロビー」と並んで、古典的なロボットの一典型となっているゴートのスタイルはゴツゴツしたところがまったくなくて、顔のパーツの凹凸さえもありません。顔の真ん中にあるバイザーらしきものが開くと、一つ目の光が見えます。これが怖いのです。何しろ破壊光線をここから出しますからね。戦車も人間もあっという間に消滅です。でも、この目にはセンサーとしての機能があるのかどうかわかりません。まあ、超科学的な宇宙ロボットなので、なんでもありかもしれません。クラトゥはゴートに音声で話しかけていますから、どうも聴覚センサーはどこかにあるようです。ゴートは着ぐるみで演者はロック・マーティンとクレジットされています。東宝怪獣のように中から覗けるような穴がどこかにあったのでしょうか。
この映画の監督は、後に『ウエスト・サイド物語』や『サウンド・オブ・ミュージック』を撮ることになる若き日の巨匠ロバート・ワイズです。1951年の映画ですから冷戦初期、朝鮮戦争の時代です。本気で第三次世界大戦の危機が叫ばれていた時期でもあり、この映画も時代背景を強く反映しています。
そして、既に語りつくされていますが、たった一人で地球にやってきた勇気ある宇宙人のクラトゥはキリストのメタファーです(地球での仮名は「カーペンター」でキリストの父ヨセフの職業です)。キリストですから一回死んでも復活します。それもこの映画ではちゃんと描かれます。
音楽は『めまい』や『北北西に進路を取れ』、『サイコ』、『鳥』等のヒッチコック作品、『シンドバッド七回目の航海』、『SF巨大生物の島』、 『アルゴ探検隊の大冒険』等のハリーハウゼン作品の作曲家バーナード・ハーマンです。この映画ではロシア人のレフ・テルミンさんが発明したあの世界初の電子楽器、触らなくても演奏できる「テルミン」も使っています。テルミンはヒッチコックの映画『白い恐怖』(ハーマン作曲ではありませんが)で先に使われていましたが、あちらはサスペンス・スリラー、こちらはSFということで、共に心理的な不安感を醸しだす場面での使用です。
円盤やゴートの場面を除けば、ほとんどSFXはない映画なので面白くないかと思いきや、実にメッセージ性の強いストーリーと丁寧な演出で映画に引き込まれてしまいます。
私は少年時代にテレビの映画劇場で一度観てからずっと観る機会がありませんでしたが、数十年ぶりにDVDで観て映画の完成度の高さに驚きました。リメイク版をご覧になったら、是非オリジナル版もご覧になることをお勧めします。
(作成中です)
今日は朝からここ晴海埠頭で東京みなと祭のイベント「水の消防ページェント」が開催されました。去年は中止になったので二年ぶりの開催です。
東京消防庁が誇る大型消防艇「みやこどり」の艇内を見学します。
海上から見た晴海客船ターミナルです。
消防艇「みやこどり」の放水塔は何というか雄々しいですね(^^; 今日は久しぶりに潮風の匂いを嗅ぎました。もう少しで来る夏が待ち遠しいです。
晴海の帰りに四丁目で下りてシネパトス覗いたら、今日はピンク映画大賞の日でした。どこかで見た女性が外でタバコ吸っていた。実は今朝、東京駅から晴海行きのバスに乗ったら、ものすごくスタイルが良くて美人で背も高い女性が二人カート引いて乗って来ました。?と思ったら銀座で下りました。あの人だ、女優さんだったんだと気付いたのでした。
![]() | トップ・シークレット (1984) 【監督】ジム・エイブラハムズ / デヴィッド・ザッカー / ジュリー・ザッカー 【出演】ヴァル・キルマー / ルーシー・ゲタリッジ / オマー・シャリフ |
もちろんどちらにも組みしない国もありましたから世界が真っ二つというわけではありませんでした。それでも、主要な国々はどちらかの陣営に入って、あるいは近づいて対立を深めて軍拡に励み、第三次世界大戦も間近と思われる危機的な時期もありました。日本はもちろん西側の一員としてアメリカの戦略に深く組みこまれていました。それは今も同様です。
この映画はそんな冷戦時代も末期の1984年に作られたアメリカ映画です。舞台は共産圏の優等生と言われた旧東ドイツ。そう、ドイツは昔東と西に分かれていた分断国家だったのです。正式には「ドイツ民主共和国」と名乗っていましたが、どこが「民主」なのかはよくわからない国で、誰もそんな呼び方をしませんでした。だいたい自分から「民主」とか名乗る国に民主国家なんかありません。そうすると、この『トップ・シークレット』は徹底的に東ドイツを批判した内容にきっとなっているんだなっ?!
...て思った方、大ハズレです!実はこの映画には東西冷戦も東ドイツもほとんど関係ありません。すべてお笑いネタの一つにしか過ぎません。
この映画は当時私の住んでいた田舎町では上映されたかどうかさえも不明で、ヒットしたという話も聞いたことがありません。 しかし、今DVDで観るとものすごく面白い、笑えます。なんか今の時代に合っている感じもしますよ。それに音楽がモーリス・ジャールって、『アラビアのロレンス』じゃないですか。お金をかけておバカをやるというハリウッド魂炸裂ですね。
監督はジム・エイブラハムズとデヴィッド&ジェリーのザッカー兄弟(略称"ZAZ"ですね)。脂ぎった『ケンタッキー・フライド・ムービー』や『フライング・ハイ』シリーズ、そして『裸の銃を持つ男』シリーズなどのハチャメチャ濃厚コメディで有名です。この『トップ・シークレット』も他の作品に負けない爆発力を持っています。ストーリーなんてあってないようなものですから無視しても問題ありません。大事なのはどれだけ乗って観ることができるかです。
スパイ、サーフィン、ショットガン、007、バレエ、暖炉、虫眼鏡、逆回し、青い珊瑚礁、レジスタンス、割れないガラス、手榴弾、牛、大脱走、伝書鳩、裏切り者・・・、もう真剣に観客を笑わせることだけを目的にギャグやパロディが連発されます。ジャンルで言えば「スラップスティック・コメディー」ですが、むしろ単刀直入に「おバカ映画!」と呼んだ方がいいでしょう。異様なハイテンションで怒涛のように繰り出されるおバカかつ下品なギャグに爆笑し、画面を指差して「バカバカバカッ!」と叫びつつ楽しんで観ましょう。
主役のロックスターを演じるのはヴァル・キルマーです。あの『トップ・ガン』でトム・クルーズのライバル「アイスマン」を演じたヴァル・キルマー!、『バットマン・フォーエバー』でタイトルロールを演じたヴァル・キルマー!、『ウィロー』で一人だけ大きい人を演じたヴァル・キルマー!って、段々ジャンル系に話を持って行こうとしているのがおわかりでしょうか。そして、この『トップ・シークレット』のヴァル・キルマーははじけています。自分で歌ってシャウトして腰振って踊ってます。まるでエルヴィス・プレスリーです。プレスリーは兵役で西ドイツに駐屯していたことがありますが、この映画の主人公ニック・リバースは東ドイツに行かされるのですね。
ゲスト出演でオマー・シャリフ、マイケル・ガフ、それにピーター・カッシングも出ているとなれば、これはもう観るしかないじゃありませんか。オマー・シャリフは役を選びませんね。みんな見倣って欲しい。ヒロインのヒラリー(ルーシー・ガターリッジ)の部屋に現れた彼を観て、役者魂!に感激しました。マイケル・ガフはヒラリーの父親フラモンド博士役なのですが、まさかヴァル・キルマーと後々にブルース・ウェイン(バットマン)とその執事アルフレッド役で共演するなんて思ってもいなかったんじゃないでしょうか。
そしてそして、御大ピーター・カッシング!!そう、この人を観るためだけにこの映画のDVDを買いました。カッシングさんは長回しのワンシーンに出演されています。スウェーデン書店の主人という役ですが、しかし、なんだこりゃ!?えっ?ネタバレになりますからここでは書けませんが、思わず『ツイン・ピークス』を思い出しました。カッシングさんはかなり楽しんでやってるように思えます。さすがです、もう涙が出ますね。
とにかく、嫌なことがあったり、仕事がうまくいかなかったり、心が疲れてしまったときにはこの映画を観ましょう!絶対に元気が出ますよ。
(以下、映画の内容に触れていますので、これからこの映画をご覧になる予定のある方は、ご注意願います。)
リー様です。またしてもお若い頃に出演したB級白黒映画です。しかも、イタリアとフランスの合作ですから原題は"IL CASTELLO DEI MORTI VIVI"というイタリア語。でも発売されているDVDはアメリカ版なのでタイトルは"CASTLE OF THE LIVING DEAD"と出て、皆さん英語で話しています。もちろん日本では劇場未公開ですが、テレビで放映されたことはあるようです(TV題名は『生きた屍の城』)。
「生ける屍」と聞くとなんだ、またゾンビ映画かと思ってしまいますが、ゾンビは出ません。出るのは只の死体です。生きているみたいに見える死体ですが、歩いたり走ったり、ましてや人間に食いついたり伝染したりはしません。ジャンル的にはスーパーナチュラルなホラー映画ではなく、強いて言えばマッドサイエンティストによる芸術的な大量殺人を描くサスペンス・スリラーですかね。もっともサスペンスもスリルもまったく感じないんですが(笑)。 どちらかと言えば『肉の蝋人形』の系統の映画ですね。
絞首刑のトリック芝居を売り物にしている旅の一座が、人里離れた古城での公演を依頼される。破格のギャラに目が眩んだ座長のブルーノは座員を引き連れ、遠路はるばる依頼主であるドラゴ伯爵(クリストファー・リー)の居城へと向かう。日がとっぷり暮れた頃、ようやく目的地にたどり着いた一行は、不気味な静寂に包まれた城の門をくぐる。そこで彼らが見たものは、ホールに無数に飾られた動物の剥製のようなものだった。彼らを招き入れたドラゴ伯爵の真の目的は何か? 彼らは生きて帰ることが出来るのだろうか?
ナポレオン戦争後のスペインでのお話なのですが、冒頭の街道に物取りが出没するところや、町中で一座が興業して観客が楽しんでいるところなど、あまり日本人になじみのないこの時代の風俗をよく描写しているように思えておっと思いました(よく知らないのですが)。お話の舞台はほとんどがリー様演じるドラゴ伯爵の城なのですが、この城自体がどこで撮影されたかは不明ですが、城の庭園として撮影されたロケ地は実はスペインではなくイタリア中部にある「ボマルツォの怪物庭園」なんですね。ここは澁澤龍彦が『ヨーロッパの乳房』で触れていますが、16世紀にヴィチーノ・オルシーニという人が自分の領地内に作ったグロテスクなマニエリズムの石像群が荒れ果てるままに残されていて、それが20世紀に入ってから再発見されて地元が復興して観光地化したのですね。今はウェブサイトもあって日本でもコアなイタリアファンの方には馴染みの観光地のようです。入場料は10ユーロ、開園時間は朝8時から日没までだそうです。
さて、今回のリー様は「生ける屍の城」の主である狂ったスペイン貴族(かつ自称科学者)のドラゴ伯爵を演じていますが、なぜか目の周りに隈ができています。これはまあ、そのまま素顔ではいかにも元気そうなクリストファー・リーを病的に見せるためだけの演出なんでしょうが、あまりにもすごい隈取メークで笑ってしまいます。リー様以外の役者さん達ですが、ヒロインのローラ役はジャイア・ジェルマニというなかなか美人のイタリア人女優です。この人が出ているので最後まで我慢して観ていられた、という方も多いのではないでしょうか(って、ごめんなさい、私がまさにそうでした)。
ヒーローのエリック役としてフランスからフィリップ・ルロアが出ています。エリックは旅芸人に加わった除隊フランス軍兵士なのですが、実はあまり活躍もしていません。一応フランス映画でもあるので、引っ張り出されたのでしょうか。むしろ、アンソニー・マーティン演じる一座の人気者である小人のニップがウィローのようにヒロインを助けて大活躍します。彼こそが真のヒーロー役ですね。
それから、この映画で忘れてはいけない特筆すべき役者さんはドナルド・サザーランド!この作品で映画デビューしています。実は間抜けな巡査と占いの老婆が彼の二役だったと後で知りました。老婆はわざとらしく声を変えているなぁ、とは思って観ていたのですが、そんなことだったとは、まったく気が付きませんでした。すごい!さすがに『24』のキーファー・サザーランドの父親です。親子で怪優怪演です。キーファーの名前はこの映画の脚本家ウォーレン・キーファーにちなんだとのお話ですが、本当なのでしょうか。
監督のハーバート・ワイズは本名ルチアーノ・リッチというイタリア人です。マカロニウェスタンやマカロニ史劇なんかのイタリア映画全盛のこの時代、イタリア映画人はアメリカに映画を輸出しやすいようにみんな英名を持ってたんですよね。ちなみに脚本を担当しているウォーレン・キーファーという方は実はハーバート・ワイズと同一人物とのことです。低予算だから何でも自分でやらなきゃならなかったんですね。
(以下、映画の内容に触れていますので、これからこの映画をご覧になる予定のある方は、ご注意願います。)
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今日はザ・グリソムギャングの『三大怪獣 地球最大の決戦』イベントに行ってきました。上映されたのがなんとチャンピオン祭版の『ゴジラ・モスラ・キングギドラ 地球最大の決戦』だったこと(逆に貴重でした)や、その他諸々、色々とハプニングもあったようではありますが、なかなか面白いイベントでした。三大怪獣ならぬ三大ゲストには感激です。村瀬継蔵さん、中野監督、川北監督、ありがとうございました。
後ろ髪を引かれる思いで懇親会から離脱したのでした。
映画自体は一言で言えばオカルトものですが、冒頭の17世紀末の魔女狩りシーンから舞台を現代に移してのモダン・ホラー的な展開、そしてお約束のキリスト教プロバガンダ的なラストまで、低予算ながらクラシックなホラー映画ファンの心理をうまくくすぐってくれる、なかなか良くできている佳作だと思います。
1692年3月3日、米国マサチューセッツ州ホワイトウッドで、エリザベス・セルウィンという女が魔女として焚刑に処せられる。魔女エリザベスは死に際に村の住民を呪う。時が経って現代。女子大生のナン・バーロウはハンサムなドリスコル教授の講義でホワイトウッドの魔女に興味を持つ。そして、現地調査に赴いたナンは道の途中で紳士を同乗させるがホワイトウッドに着くと紳士は忽然と消えてしまっていた。ドリスコル教授が紹介したレイブンホテルに投宿したナンは町中を歩く住民達の様子が何かおかしいのに気付く。そして、ナンの周りでは次々とおかしなことが起こりはじめ、ついには・・・。
この映画、何と日本でも劇場公開されていたのですね。1961年8月公開ということは、お盆の怪談映画として公開されたのでしょうか。DVDには『死霊の町 シティ・オブ・ザ・デッド』と書かれていましたが、公開時の題名は単に『死霊の町』だったようです。英題も"CITY OF THE DEAD"というのと"HORROR HOTEL"があるようで、私が観たDVDのタイトルは"horror hotel"と表示されていました。
そう、ロバート・ブロックが『サイコ』の原作である『気ちがい(サイコ)』を書いたのが1959年で、映画が公開されたのは翌1960年です。そして、この『死霊の町』は『サイコ』よりも早く撮影が開始されているとの石田一さん情報です。サボツキー&ローゼンバーグは当然原作を読んだでしょうから、ヒッチコックの『サイコ』よりも早く、似たプロットを使って映画を作ってしまおうと思ったのでしょうか。後にロバート・ブロックがアミカスのオムニバス群に協力するようになるのは、もしかするとヒッチコックに匿名で買いたたかれた『サイコ』よりも自分好みの映画を作ってくれていたサボツキー&ローゼンバーグに敬意を表したから、なんてことはないでしょうね。
出演者はリー様を除いて無名ですが、皆さんなかなか良い味を出しています。特に冒頭のシーンで焚刑にされる魔女エリザベス・セルウィン役のパトリシア・ジェッセルは笑った顔が怖い!ある意味この人が主役の映画と言えます。
クリストファー・リーはナンを教える大学教授アラン・ドリスコル役ですが、まだ30代で若い!長身白皙のハンサムな先生ですから女子大生なら惹きつけられて当たり前ですね。でも、それが危険な罠なんですね。このドリスコル教授、最初から怪しい雰囲気をプンプンさせています。彼が大学で魔女の歴史の授業なんかをやっている理由はちゃんとあるんですね。
この映画ですごいところは、舞台となるマサチューセッツ州ホワイトウッドという架空の町には常に霧がたちこめているという演出。つまりは足元に常にスモークが漂っているのですが、白黒の暗い画面にこのスモーク効果ですからもう不気味なクラシック怪奇映画の雰囲気がこれでもか参ったかと、嫌と言うほど醸しだされます。
そして、町にはタイトル通り死霊の住民が徘徊しているんですね。見た目はただの目つきの悪いおばさんとかおじさんなんですが、実は皆さん死者なわけです。お棺に入ったときの黒装束(日本と違って黒です)のままなんですね。前半の主人公が年若きブロンドの美人女学生で、しかも明るく気の強い役なので、陰鬱な町の描写との対比がなかなか秀逸です。この女の子に何かが起こるんだ!と観ている誰もがわかっているのに何もできない!
監督はジョン・リュウェリン・モクシーという全く知らない方ですが、プロデューサーとしてミルトン・サボツキーとマックス・J・ローゼンバーグの名前があります。彼らは言わずと知れたアミカス・プロの創業者コンビです。DVDの映像特典で石田一さんが解説されていましたが、この映画が出来た頃はまだアミカス・プロダクションは設立されていませんから、この映画はアミカスではなく他のプロダクションの作品です。それでも、後にハマーと並んでホラーやSFの傑作を生み出すアミカス・プロの胎動をしっかりと感じさせてくれますね。
スラッシャーやスプラッターとは違って、古き良き時代の怪奇ムードというか、とにかく雰囲気で見せるホラー、というより昔風に「怪奇映画」と呼びたい佳作です。
(以下、映画の内容に触れていますので、これからこの映画をご覧になる予定のある方は、ご注意願います。)
(作成中です)
第一回のサイン会です。カネゴン二匹がお家に来ました。微妙な違いがあります。丁寧に描いていただけました。一枚はジュニア用です。私用の落款が潰れていたのが少し残念(TT)
第二回は5月13日。またカネゴンですが、ポーズが違うんだそうです。またグッズ買ってサイン貰おう!
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